蔵書を電子化していると、データに筋が入っていたり、二重送りが頻発したりしますよね。
これは紙についた細かいゴミや糊、紙粉が原因でスキャナの掃除が必要です。
大体20冊に一回ほど掃除するとよいのですが、
息を吹いたりティッシュで拭いたりしても取れない場合もあります。
便利グッズを使えば短時間できれいに掃除することができます。
今回は僕が実際に使っている便利グッズを5つご紹介します。
(スキャナはScanSnap ix500を想定して説明しています。)
紙粉をとるならcyber clean
まずは青い取り込みボタンの上部、黒いつまみを引いてスキャナの中を見てみてください。
数十冊取り込むと一面、ホコリのような細かい粉がびっしりついていると思います。
これは紙粉(しふん)といって放置するとローラーなどについて、
取り込むときに紙を巻き込んだり二重に送り込んで停止してしまう原因になります。
息で吹いて済ませてしまう方もおられるかもしれませんが、
紙粉の掃除にはcyber cleanが便利です。
これはスライムのようにペタペタはりつけてゴミをとっていきます。
キーボードの間のゴミやコントローラーのボタンの間など、
手の届きにくいところの掃除に便利です。
新品は黄色ですが汚れがたまってくると緑色になっていきますので
交換タイミングも把握しやすいです。
多用途な掃除に使える便利グッズなのでPCをよく使う人、
ゲーマーにもおすすめのグッズです。
取り込みデータの筋をとるなら無水エタノール
カラーページや漫画を取り込んでいるとデータに何本か筋が入っていて読みにくい時がありますよね。
これは裁断した本の糊の部分やシールのはがし跡などがスキャナの取り込み面にこびりついているのが原因です。
これは水拭きでは取れないので専用のクリーナーが必要ですが、
成分的には無水エタノールでもOKです。
値段も純正品の半額以下なので無水エタノールがおすすめです。
スプレーボトルに移して使うと純正クリーナーのように使えてさらに便利です。
拭き取りにはキムワイプ
普通のティッシュには紙粉がついていますので、
取り込み面の粘着物を取るとき
無水エタノールを含んで拭き取っても
取り込み面にティッシュの紙粉や繊維がついてしまい逆効果になってしまうことがあります。
なので拭き取りにはキムワイプが便利です。
これは研究などの実験器具、精密機械のメンテナンスなどに使われる産業ワイパーで、
紙粉が少なく、水分、油分の吸収に優れています。
富士通の純正クリーニングワイパーの約9倍の200枚入りで、
十分の一の値段ですから大変コスパもいいです。
液晶画面や、カメラレンズ、キーボードの掃除など多用途に使えるおすすめの便利グッズです。
仕上げにクリーニングクロス
無水エタノールを含んだキムワイプで掃除が終わりましたら、
基本的には完了なのですが、
エタノールが揮発しきらずにシミができることがあります。
なのでクリーニングクロスで仕上げをすることでピカピカになります。
クリーニングクロスってよく紛失してしまいがちですが、
これだと8枚入りなので安心です。(僕も3枚紛失しました笑)
これも液晶画面やカメラレンズなどの掃除にも使えるので
一枚は持っておきたい便利グッズですね。
まとめ
今回は便利なスキャナの掃除グッズを5つご紹介しました。
多いように感じる方もおられると思いますが、
流れ作業で掃除すると1分もかからないです。
これらはスキャナだけでなく、他の精密機械のメンテナンスなど多用途に使えますので
購入を検討してみてはいかがでしょうか。
急にScanSnapがエラーで取り込めなくなった方は以下をご覧ください

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